シンスプリント
【シンスプリント】
「すねの内側」が痛くなる症状です。
人によっては「外側」にも痛みが出る場合が
あります。
シンスプリントになる人は、部活やスポーツ、
ランニングを始めたばかりの人に多く起きるため
「初心者病」と呼ばれます。
はじめに出てくる症状は・・・
●すね(ふくらはぎ)の内側(外側)が痛い
●すねの内側(外側)の骨を押すと激痛がする
●骨がきしむような感じがする
●走ったり、ジャンプするとすねの内側(外側)
が痛い
●ズーンとした、鈍い、響くような痛み
●運動を始めると痛み出し、温まると和らぎ、
運動を終えるとまた痛み出す
●筋肉痛のような痛みを感じる
ひどくなると・・・
●歩いたり,立ったりするだけで痛い
●何もしなくても痛い
●運動している最中もずっと痛い
●最初の頃より痛みが持続する
●運動が出来なくなるほど痛い
シンスプリントは厄介です。
症状が軽いうちは、練習をしていると痛みが
和らいでくる事があります。
そのため、シンスプリントであっても練習が
出来てしまいます。
そのためか、
「ガマンして練習をしていればじきに治る」と
言われる事がありますが、これは間違いです。
言葉を鵜呑みにして、練習を続けてしまうと、
最悪【疲労骨折】になり、半年以上走れません。
一度痛みが消えても全力で走るとまた痛くなる。
もう何度目だろう...もう治らないの?...
もし痛みが引いても全力で走るのが怖い!...
全国には同じ悩みを抱える方が沢山おられます。
シンスプリントを克服し治して行くには、まず
シンスプリントになる原因を正しく知る事です。
原因が分からず、ただ治療を施したとしても、
なかなか改善しません。
もし、痛みがなくなったとしても、すぐに
再発してしまいます。
シンスプリントは原因をしっかり理解した上で
治療を行わないと厄介です。
では、なぜシンスプリントが起こってしまったと
思っていますか?
「使いすぎ」
「筋力が無いから」
「初心者病だから仕方がない」
と思っているなら、間違いです。
よく言われる原因の1つが「使いすぎ」ですが、
使いすぎていてもシンスプリントにならない人も
います。
「筋力が無いから」「初心者病だから仕方ない」
と思っていても、トップレベルの選手でも
シンスプリントが起こってしまうのが現状です。
シンスプリントを引き起こしている本当の原因、
それは『筋肉』です。
しかも、『硬くなった筋肉』です。
シンスプリントが起きているのが、すねの内側や
外側なので、どうしても骨に意識が行きます。
でも、実際は骨にくっ付いている幾つかの筋肉が
骨膜(※)を強く引っ張り続け、炎症を引き起こし
その結果、シンスプリントが起こります。
※骨膜…骨をおおっている膜の事
なので、シンスプリントを完治させるためには、
『硬くなった筋肉』を柔らかくする事です。
そのために治療を行うわけですが、それと同時に
治療効果を高めるための環境づくりも重要です。
それは、『休む事』です。
どんなに良い治療を行ったとしても、
練習で負荷をかけていると中々痛みが引かず、
筋肉を柔らかくしても練習でまた硬くなったり、
一進一退の治療になってしまいます。
一人ひとり休めない理由があると思います。
その気持ちはとてもわかります。
私たちもいじわるで無理に休んで欲しいと言って
いる訳ではありません。
休む方が一番早く治る事を知っているからです。
今、目の前にある試合はとても重要な事だと
思います。
ですが、その試合に無理をして出るのではなく、
将来の事を考えて、思い切って練習を休んで
欲しいです。
その要因を幾つかご紹介します。
①地面を蹴る様な走り方
同じ練習をしているのにも関わらず、
シンスプリントになる人、ならない人がいます。
その差は身体の使い方にあります。
シンスプリントになる人は『地面を蹴る様』な
走り方をしています。
そのため、ふくらはぎの筋肉は硬くなりますし、
場合によっては足の指にも力が入り、足の裏が
硬くなる人もいます。
後ほど、ストレッチ方法をご紹介しますので、
ぜひ、やってみてください。
②練習後にアイシングをする
アイシングにも炎症を抑える効果はありますが、
捻挫をした当日でない限り、日頃のケアには余り
必要はありません。
特にシンスプリントでは血行を悪くし、筋肉を
硬くしてしまうため、かえって逆効果です。
③痛みを我慢しながらのストレッチ
ストレッチも『気持ち良い』と感じる程度で
あれば効果的です。
ですが、痛みを感じるほど伸ばしてしまうと
筋肉は硬くなります。
痛い方が効く気がしますが、過度なストレッチを
続けると、筋肉が硬くなりシンスプリントを
起こす原因となりますので注意が必要です。
④自分に合った靴を履いていない
「砂浜」や「砂利道」歩いた事はありませんか?
そして、すごく疲労を感じた事はありませんか?
足元が不安定な所でバランスを取ろうとすると、
筋肉に無駄な力が入ります。
それと同じ様に合わない靴を履き続けると、
足元のバランスが崩れ、足に負担が掛かります。
結果、筋肉が硬くなりシンスプリントを起こす
原因となります。
特に以下の靴は足に負担を掛けてしまいます。
● カカトに高さのある靴
● クッション性のある靴
● 引っ掛かりが強いスパイク
● 靴幅やサイズが合っていない靴
靴選びもとても重要です。ぜひ、一度見直しを。
⑤チームの練習メニューに問題がある
あなたのチームの中で他にシンスプリントの子は
いませんか?
もし、いるのであればチームの練習メニューに
シンスプリントを起こしやすいメニューが
あるのかも知れません。
一度、練習メニューを見直してみてください。
そして、負担が掛かりそうなメニューがあれば、
監督・コーチに相談して下さい。
ジャンプ系トレーニング
● ハードル・ラダー
● バービー
など、ジャンプを繰り返す動作
ダッシュ→ストップの繰り返し
● シャトルラン
● 体育館での練習
方向転換ではスネに負担が大きい
⑥過度なプレッシャーを感じてしまう
あなたはこう思っていた事はありませんか?
「今度の大会では良い結果を出さなければ!」
「他の子にレギュラーを絶対取られたくない!」
「監督に休みたいと言ったら怒られるのでは…」
そのプレッシャーの中で練習を続けていたら、
身体はずっと緊張し続けたままです。
心も身体も休む事ができず、どんどん疲労して
行きます。
息抜きを作ってあげる良い機会かも知れません。
<『硬くなった筋肉』への対処法>
対処する以上、私達の目標は『完治』です。
シンスプリントが「完治した状態」とは、
● 走っても痛みが出ない
● 全力で走っても痛みが戻らない
● 全力で走っても痛みが出そうな怖さがない
以上の状態です。
完治していない理由は、
痛みを引き起こしている原因を
改善出来ていないからです。
ではこれからご紹介するストレッチを行い、
『硬くなった筋肉』を柔らかくして痛みの
原因を取り除きましょう!
以下の3つのストレッチを、毎日、お風呂上りや
運動の前後(※)の1日に3回行ってください。
全てのストレッチを合わせて5分程度を目安に
してみてください。
やればやるほど効果があるものではありません。
決められた回数を行ってください。
※運動前はパフォーマンスが落ちる人もいます。
十分に注意して行ってくださいね。
1.【足裏~ふくらはぎのストレッチ】
①イスに浅めに腰掛ける
↓
②ストレッチする側のひざを伸ばす
↓
③つま先を自分の体の方向へ引き寄せる
足の裏からふくらひぎまでが伸びる様な
↓ 感じがします。
④ふくらはぎを手の平でさする
突っ張っている筋肉を出来るだけ、軽く、
優しく手の平でなでて行くと、だんだんと
筋肉の突っ張りが取れて行く感じがします。
10回なでてください。
少ない回数でも効果があります。
2.【足の甲~前スネのストレッチ】
①正座をする
正座で痛む場合は無理をしないでください。
それだけ筋肉が硬くなっている事を自覚して、
違うストレッチで補いましょう。
↓
②片側のひざを持ち上げる
前スネの筋肉が伸びます。
少しずつ続ける事で筋肉が柔らかくなり、
ひざがより高く上がる様になります。
両膝を30秒間行ってください。
3.【足指・足首のケア】
①椅子に腰かけ、
回す側の足首を反対側のひざの上に乗せます
乗せている足に力が入っていると足首を上手く
回せないので、出来るだけ力を抜いて、
リラックスしてください。
②手の指を、足の指の間に入れ、足先を
しっかりつかむ
乗せた足の指の間に反対の手の指を入れて、
足先をしっかりつかみます。
③くるぶしの少し上の所をつかんで足首を固定し
ゆっくり回す
足首が不安定だと上手く回せないので、
しっかり固定してください。
自分自身でもどのくらい動くか確認しながら、
ゆっくり大きく回していきます。
時計回りに20回、反時計回りに20回行います。
ストレッチをする際の強さですが、
「何も伸びているか感じない」状態から、
「少し突っ張って来たかな」に切り替わる位が
ベストです。
痛みは体からのSOSのサインです。
「もう動かさないで!」と言うメッセージです。
無理をせずにすぐに中止してください。
無理をしても強く伸ばしても改善はしません。
反対に悪化したり、長引くいてしまうだけです。
ストレッチをする事で硬くなった筋肉がほぐれ、
柔らかくなり、痛みの改善に繋がります。
また、柔らかくなった事で血行が良くなり、
酸素や栄養が行き渡り、治癒力が上がります。
ただし、
・動かすだけで痛い
・ストレッチをすると痛みが出る
場合にはストレッチはしないでください。
痛みが治まるまで「安静」にしてください。
焦る気持ち、悔しい気持ちは十分にわかります。
ですが、何もせず、安静に過ごす事も大切な
トレーニングの一つなんだと理解してください。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
一度読んだだけでは、分かりづらい所もあると
思います。
その際はお気軽に質問、メッセージください。
今後、取り上げて欲しいキーワードやご質問など
ありましたら、当院までお電話やメッセージを
頂けましたら嬉しいです。
こちらの お問い合わせ までどうぞ。
恐竜の郷 御船町の欅(けやき)整骨院です。
「すねの内側」が痛くなる症状です。
人によっては「外側」にも痛みが出る場合が
あります。
シンスプリントになる人は、部活やスポーツ、
ランニングを始めたばかりの人に多く起きるため
「初心者病」と呼ばれます。
はじめに出てくる症状は・・・
●すね(ふくらはぎ)の内側(外側)が痛い
●すねの内側(外側)の骨を押すと激痛がする
●骨がきしむような感じがする
●走ったり、ジャンプするとすねの内側(外側)
が痛い
●ズーンとした、鈍い、響くような痛み
●運動を始めると痛み出し、温まると和らぎ、
運動を終えるとまた痛み出す
●筋肉痛のような痛みを感じる
ひどくなると・・・
●歩いたり,立ったりするだけで痛い
●何もしなくても痛い
●運動している最中もずっと痛い
●最初の頃より痛みが持続する
●運動が出来なくなるほど痛い
シンスプリントは厄介です。
症状が軽いうちは、練習をしていると痛みが
和らいでくる事があります。
そのため、シンスプリントであっても練習が
出来てしまいます。
そのためか、
「ガマンして練習をしていればじきに治る」と
言われる事がありますが、これは間違いです。
言葉を鵜呑みにして、練習を続けてしまうと、
最悪【疲労骨折】になり、半年以上走れません。
一度痛みが消えても全力で走るとまた痛くなる。
もう何度目だろう...もう治らないの?...
もし痛みが引いても全力で走るのが怖い!...
全国には同じ悩みを抱える方が沢山おられます。
シンスプリントを克服し治して行くには、まず
シンスプリントになる原因を正しく知る事です。
原因が分からず、ただ治療を施したとしても、
なかなか改善しません。
もし、痛みがなくなったとしても、すぐに
再発してしまいます。
シンスプリントは原因をしっかり理解した上で
治療を行わないと厄介です。
では、なぜシンスプリントが起こってしまったと
思っていますか?
「使いすぎ」
「筋力が無いから」
「初心者病だから仕方がない」
と思っているなら、間違いです。
よく言われる原因の1つが「使いすぎ」ですが、
使いすぎていてもシンスプリントにならない人も
います。
「筋力が無いから」「初心者病だから仕方ない」
と思っていても、トップレベルの選手でも
シンスプリントが起こってしまうのが現状です。
シンスプリントを引き起こしている本当の原因、
それは『筋肉』です。
しかも、『硬くなった筋肉』です。
シンスプリントが起きているのが、すねの内側や
外側なので、どうしても骨に意識が行きます。
でも、実際は骨にくっ付いている幾つかの筋肉が
骨膜(※)を強く引っ張り続け、炎症を引き起こし
その結果、シンスプリントが起こります。
※骨膜…骨をおおっている膜の事
なので、シンスプリントを完治させるためには、
『硬くなった筋肉』を柔らかくする事です。
そのために治療を行うわけですが、それと同時に
治療効果を高めるための環境づくりも重要です。
それは、『休む事』です。
どんなに良い治療を行ったとしても、
練習で負荷をかけていると中々痛みが引かず、
筋肉を柔らかくしても練習でまた硬くなったり、
一進一退の治療になってしまいます。
一人ひとり休めない理由があると思います。
その気持ちはとてもわかります。
私たちもいじわるで無理に休んで欲しいと言って
いる訳ではありません。
休む方が一番早く治る事を知っているからです。
今、目の前にある試合はとても重要な事だと
思います。
ですが、その試合に無理をして出るのではなく、
将来の事を考えて、思い切って練習を休んで
欲しいです。
そして、もう一つ確認している所があります。
それは『骨盤』です。
背骨・骨盤矯正のページで、
『背骨は大黒柱で骨盤は基礎』
と、お伝えしています。
これは、下半身でも同じ事が言えます。
骨盤が傾けば、骨盤を支えている下半身の筋肉、
骨に偏りが生まれ負担が掛かってきます。
その状態が続いてしまえば、血行が悪くなり、
神経の伝達も悪くなります。
次第に筋肉は硬くなりバランスが崩れて来ます。
筋肉がくっ付いている骨にも影響が出てきます。
結果としてシンスプリントの原因にもなります。
だからと言って、すぐに矯正はしません。
骨盤など骨格を支えているのは『筋肉』なので、
まずは筋肉を柔らかくする事、整える事から
始めます。
では、『なぜ、筋肉は硬くなってしまうのか?』それは『骨盤』です。
背骨・骨盤矯正のページで、
『背骨は大黒柱で骨盤は基礎』
と、お伝えしています。
これは、下半身でも同じ事が言えます。
骨盤が傾けば、骨盤を支えている下半身の筋肉、
骨に偏りが生まれ負担が掛かってきます。
その状態が続いてしまえば、血行が悪くなり、
神経の伝達も悪くなります。
次第に筋肉は硬くなりバランスが崩れて来ます。
筋肉がくっ付いている骨にも影響が出てきます。
結果としてシンスプリントの原因にもなります。
だからと言って、すぐに矯正はしません。
骨盤など骨格を支えているのは『筋肉』なので、
まずは筋肉を柔らかくする事、整える事から
始めます。
その要因を幾つかご紹介します。
①地面を蹴る様な走り方
同じ練習をしているのにも関わらず、
シンスプリントになる人、ならない人がいます。
その差は身体の使い方にあります。
シンスプリントになる人は『地面を蹴る様』な
走り方をしています。
そのため、ふくらはぎの筋肉は硬くなりますし、
場合によっては足の指にも力が入り、足の裏が
硬くなる人もいます。
後ほど、ストレッチ方法をご紹介しますので、
ぜひ、やってみてください。
②練習後にアイシングをする
アイシングにも炎症を抑える効果はありますが、
捻挫をした当日でない限り、日頃のケアには余り
必要はありません。
特にシンスプリントでは血行を悪くし、筋肉を
硬くしてしまうため、かえって逆効果です。
③痛みを我慢しながらのストレッチ
ストレッチも『気持ち良い』と感じる程度で
あれば効果的です。
ですが、痛みを感じるほど伸ばしてしまうと
筋肉は硬くなります。
痛い方が効く気がしますが、過度なストレッチを
続けると、筋肉が硬くなりシンスプリントを
起こす原因となりますので注意が必要です。
④自分に合った靴を履いていない
「砂浜」や「砂利道」歩いた事はありませんか?
そして、すごく疲労を感じた事はありませんか?
足元が不安定な所でバランスを取ろうとすると、
筋肉に無駄な力が入ります。
それと同じ様に合わない靴を履き続けると、
足元のバランスが崩れ、足に負担が掛かります。
結果、筋肉が硬くなりシンスプリントを起こす
原因となります。
特に以下の靴は足に負担を掛けてしまいます。
● カカトに高さのある靴
● クッション性のある靴
● 引っ掛かりが強いスパイク
● 靴幅やサイズが合っていない靴
靴選びもとても重要です。ぜひ、一度見直しを。
⑤チームの練習メニューに問題がある
あなたのチームの中で他にシンスプリントの子は
いませんか?
もし、いるのであればチームの練習メニューに
シンスプリントを起こしやすいメニューが
あるのかも知れません。
一度、練習メニューを見直してみてください。
そして、負担が掛かりそうなメニューがあれば、
監督・コーチに相談して下さい。
ジャンプ系トレーニング
● ハードル・ラダー
● バービー
など、ジャンプを繰り返す動作
ダッシュ→ストップの繰り返し
● シャトルラン
● 体育館での練習
方向転換ではスネに負担が大きい
⑥過度なプレッシャーを感じてしまう
あなたはこう思っていた事はありませんか?
「今度の大会では良い結果を出さなければ!」
「他の子にレギュラーを絶対取られたくない!」
「監督に休みたいと言ったら怒られるのでは…」
そのプレッシャーの中で練習を続けていたら、
身体はずっと緊張し続けたままです。
心も身体も休む事ができず、どんどん疲労して
行きます。
息抜きを作ってあげる良い機会かも知れません。
<『硬くなった筋肉』への対処法>
対処する以上、私達の目標は『完治』です。
シンスプリントが「完治した状態」とは、
● 走っても痛みが出ない
● 全力で走っても痛みが戻らない
● 全力で走っても痛みが出そうな怖さがない
以上の状態です。
完治していない理由は、
痛みを引き起こしている原因を
改善出来ていないからです。
ではこれからご紹介するストレッチを行い、
『硬くなった筋肉』を柔らかくして痛みの
原因を取り除きましょう!
以下の3つのストレッチを、毎日、お風呂上りや
運動の前後(※)の1日に3回行ってください。
全てのストレッチを合わせて5分程度を目安に
してみてください。
やればやるほど効果があるものではありません。
決められた回数を行ってください。
※運動前はパフォーマンスが落ちる人もいます。
十分に注意して行ってくださいね。
1.【足裏~ふくらはぎのストレッチ】
①イスに浅めに腰掛ける
↓
②ストレッチする側のひざを伸ばす
↓
③つま先を自分の体の方向へ引き寄せる
足の裏からふくらひぎまでが伸びる様な
↓ 感じがします。
④ふくらはぎを手の平でさする
突っ張っている筋肉を出来るだけ、軽く、
優しく手の平でなでて行くと、だんだんと
筋肉の突っ張りが取れて行く感じがします。
10回なでてください。
少ない回数でも効果があります。
2.【足の甲~前スネのストレッチ】
①正座をする
正座で痛む場合は無理をしないでください。
それだけ筋肉が硬くなっている事を自覚して、
違うストレッチで補いましょう。
↓
②片側のひざを持ち上げる
前スネの筋肉が伸びます。
少しずつ続ける事で筋肉が柔らかくなり、
ひざがより高く上がる様になります。
両膝を30秒間行ってください。
3.【足指・足首のケア】
①椅子に腰かけ、
回す側の足首を反対側のひざの上に乗せます
乗せている足に力が入っていると足首を上手く
回せないので、出来るだけ力を抜いて、
リラックスしてください。
②手の指を、足の指の間に入れ、足先を
しっかりつかむ
乗せた足の指の間に反対の手の指を入れて、
足先をしっかりつかみます。
③くるぶしの少し上の所をつかんで足首を固定し
ゆっくり回す
足首が不安定だと上手く回せないので、
しっかり固定してください。
自分自身でもどのくらい動くか確認しながら、
ゆっくり大きく回していきます。
時計回りに20回、反時計回りに20回行います。
ストレッチをする際の強さですが、
「何も伸びているか感じない」状態から、
「少し突っ張って来たかな」に切り替わる位が
ベストです。
痛みは体からのSOSのサインです。
「もう動かさないで!」と言うメッセージです。
無理をせずにすぐに中止してください。
無理をしても強く伸ばしても改善はしません。
反対に悪化したり、長引くいてしまうだけです。
ストレッチをする事で硬くなった筋肉がほぐれ、
柔らかくなり、痛みの改善に繋がります。
また、柔らかくなった事で血行が良くなり、
酸素や栄養が行き渡り、治癒力が上がります。
ただし、
・動かすだけで痛い
・ストレッチをすると痛みが出る
場合にはストレッチはしないでください。
痛みが治まるまで「安静」にしてください。
焦る気持ち、悔しい気持ちは十分にわかります。
ですが、何もせず、安静に過ごす事も大切な
トレーニングの一つなんだと理解してください。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
一度読んだだけでは、分かりづらい所もあると
思います。
その際はお気軽に質問、メッセージください。
今後、取り上げて欲しいキーワードやご質問など
ありましたら、当院までお電話やメッセージを
頂けましたら嬉しいです。
こちらの お問い合わせ までどうぞ。
恐竜の郷 御船町の欅(けやき)整骨院です。
四十肩・五十肩
【四十肩・五十肩】
この症状も、ぎっくり腰と同じくらい皆さまに
身近だと思います。
四十肩・五十肩も一般的な名称です。
40代後半から60代にかけて多発するため、
このように呼ばれています。
医学的には『肩関節周囲炎』と言う病名です。
原因は完全に明らかに解明はされていませんが、
① 加齢による、関節滑膜や靭帯、腱などの老化
② 血液循環の悪化
だと考えられています。
【四十肩・五十肩のメカニズム】
① 加齢により血液循環が悪化
↓
② 肩関節の周辺組織が炎症を起こす
↓
③ 炎症により腫れや痛みが生じる
↓
④ 肩関節の可動域が狭まってしまう
↓
⑤ こわばった感じがしたり、激痛が走る事も
【肩こりとの違いは?】
肩こりとは、悪い姿勢や緊張などによって首や
肩関節の筋肉が疲労し、痛みや張り、だるさが
発生している状態です。
【四十肩・五十肩の症状】
● 肩を動かした時に痛む
● 肩の動く範囲が狭まっている
● 夜が特に痛み、眠れない事もある
ほとんどの方は、片方の肩だけに発症しますが、
まれに時間差で両肩に発症する場合もあります。
【判断方法】
痛みのある部分や動きの状態を確認しながら
肩関節周囲炎と判断します。
整形外科などの医療機関では、レントゲン撮影や
MRI、超音波検査(※)を用いられます。
※一部の整骨院でも使用されています。
しかし、そこにも注意すべき点があります。
それは、『鑑別疾患』です。
ざっくり言えば、
『症状や状態が似ている他の疾患』の事です。
今回の四十肩・五十肩で挙げられるのは、
① 上腕二頭筋長頭腱炎
② 石灰沈着による腱板炎
③ 腱板損傷
などがあります。
①上腕二頭筋長頭炎
主に力こぶを作る時に大きく膨らむ筋肉。
腕を回したり挙げたりすると痛む。夜間痛あり。
無理に使い続けると断裂してしまう事もある。
②石灰沈着による腱板炎
肩関節の一番深い所にあり腱が集まっている所。
肩関節を程よく固定し、安定させている。
石灰(リン酸カルシウム結晶)が付着して炎症が
起きる。
強い痛みがあり、動かす事が出来なくなる事も。
夜間痛がひどい方も居られます。
③腱板損傷
肩関節の一番深い所にあり腱が集まっている所。
肩関節を程よく固定し、安定させている。
日常生活や運動中の怪我、加齢によって炎症が
起きる。
挙げる角度によって痛みが強まり力が入らない。
変な音が聞こえる事もある。
場合によっては、断裂している事もある。
四十肩・五十肩の治療をしても改善がない場合、
以上の疾患にも十分に気を付けて下さい。
症状は1年から1年半ほど続きますが、
痛みは自然に軽くなっていくと言われています。
(個人によって治まるまでの期間は異なります)
しかし、
そのまま放置すると日常生活の不自由が続き、
運動障害が残る可能性もあります。
四十肩・五十肩の症状を自覚したら、早めに
医療機関を受診しましょう。
【治療のタイミング】
四十肩・五十肩には大きく2つの期間に分けて
治療に入る必要があります。
①急性期
肩の痛みが徐々に広がっていく時期です。
無理に肩を動かしたり、運動を続けてしまうと、
症状が悪化してしまう可能性があります。
また、この時期は肩を冷やしてしまうと痛みが
強くなるので、温めて安静に過ごしましょう。
重い物を持つ事も極力避けてください。
②慢性期
痛みは徐々に治まってくる時期ですが、同時に
肩関節の動く範囲が狭くなり日常生活の動作に
支障をきたす事があります。
引き続き肩を温めながら、肩関節の動く範囲を
広げるために体操やストレッチなどを始めます。
【医療機関での治療】
①薬物療法
多くは非ステロイド性消炎鎮痛薬を使用され、
一般的には錠剤で処方されます。
最近ではシップやテープなどの外用貼付剤の
使用も増えていますが、かぶれに要注意です。
あまりに痛みがひどい場合、ステロイド剤や
局所麻酔を混ぜ合わせたものが使用されます。
②運動療法
肩の痛みが引いてきたら、少しずつ温めながら、
肩関節を動かします。
徐々に動きが良くなれば、積極的に動かします。
基本は自宅で行えるコッドマン体操を行います。
改善されない場合は医療機関に通院しリハビリを
開始します。
当院では運動療法に合わせて温熱療法や
超音波療法などを行います。
※コッドマン体操(振り子体操・アイロン体操)
腕やアイロン位のおもりを使って、肩関節周辺の
筋肉を伸縮させます。
①痛くない方の手を机に置き身体を支えます。
↓
②痛む方の腕を下に垂らします。
↓
③膝を軽く曲げ腰から上の上半身を揺らします。
↓
④揺らす反動を利用して腕を前後に振ります。
↓
⑤同じリズムで腕を左右に振ります。
↓
⑥同じリズムで腕を時計回りや反時計周りに円を
描くように大きく振ります。
コツは、腕の力で振るのではなく、上半身を
揺らした反動を利用して行うことです。
途中で痛みが出る場合、一旦中止してください。
【日常生活での注意点と対応策】
①眠っているとき
夜、就寝中に痛めている方の肩が身体の下敷きに
なったり、肩が布団から出て冷えてしまう事で
痛みの原因になります。
寝返りで腕が動かないようにする応急処置として
三角巾で腕を吊ったり、胸部帯で固定をしたまま
眠るようにします。
②朝、目覚めたとき
就寝中に身体が固定されていると筋肉が硬くなり
血液の循環が悪くなります。
朝起きたら、マッサージやストレッチなどで
血液の循環を促しましょう。
ただし、痛みのある部分を直接マッサージすると
悪化して炎症を引き起こす事があるので、
指先など離れた部分から行いましょう。
<指先の運動>
①グーを作り思いっきり、グーッと力を入れる。
↓
②指先を意識して、パッと素早く手を広げる。
↓
③この動作を10回ほど繰り返す。
<腕の運動>
①仰向けに寝て、肘を曲げられる所まで曲げる。
↓
②ゆっくり伸ばす。
↓
③この動作を10回ほど繰り返す。
↓
④手のひらを上に向けたり、下に向けたりする。
↓
⑤この動作も10回ほど繰り返す。
<腕のマッサージ>
①痛くない方の手で痛い方の手首をつかむ。
↓
②そのまま、ギューッと力を入れたり、パッと
抜いたりを5回ほど繰り返す。
↓
③肩に向かって少しずつ移動しながら行う。
この他にも、
蒸しタオルや交代浴などで血流を改善する方法も
ありますが、今回は割愛させて頂きます。
【まとめ】
四十肩・五十肩の治療は、痛みの強い急性期と
痛みが和らぎ関節の動きが狭くなる慢性期に分け
行うことが大切です。
急性期は肩関節を温めながら安静に過ごし、
慢性期は痛みをコントロールしながら運動療法を
行います。
慢性期に入り治療を続けても変化がない場合は、
他の鑑別疾患を疑い、医療機関を再受診します。
肩の痛みでご不明な点は欅(けやき)整骨院まで。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
今後、取り上げて欲しいキーワードやご質問など
ありましたら、当院までお電話やメッセージを
頂けましたら嬉しいです。
こちらの お問い合わせ までどうぞ。
恐竜の郷 御船町の欅(けやき)整骨院です。
この症状も、ぎっくり腰と同じくらい皆さまに
身近だと思います。
四十肩・五十肩も一般的な名称です。
40代後半から60代にかけて多発するため、
このように呼ばれています。
医学的には『肩関節周囲炎』と言う病名です。
原因は完全に明らかに解明はされていませんが、
① 加齢による、関節滑膜や靭帯、腱などの老化
② 血液循環の悪化
だと考えられています。
【四十肩・五十肩のメカニズム】
① 加齢により血液循環が悪化
↓
② 肩関節の周辺組織が炎症を起こす
↓
③ 炎症により腫れや痛みが生じる
↓
④ 肩関節の可動域が狭まってしまう
↓
⑤ こわばった感じがしたり、激痛が走る事も
【肩こりとの違いは?】
肩こりとは、悪い姿勢や緊張などによって首や
肩関節の筋肉が疲労し、痛みや張り、だるさが
発生している状態です。
【四十肩・五十肩の症状】
● 肩を動かした時に痛む
● 肩の動く範囲が狭まっている
● 夜が特に痛み、眠れない事もある
ほとんどの方は、片方の肩だけに発症しますが、
まれに時間差で両肩に発症する場合もあります。
【判断方法】
痛みのある部分や動きの状態を確認しながら
肩関節周囲炎と判断します。
整形外科などの医療機関では、レントゲン撮影や
MRI、超音波検査(※)を用いられます。
※一部の整骨院でも使用されています。
しかし、そこにも注意すべき点があります。
それは、『鑑別疾患』です。
ざっくり言えば、
『症状や状態が似ている他の疾患』の事です。
今回の四十肩・五十肩で挙げられるのは、
① 上腕二頭筋長頭腱炎
② 石灰沈着による腱板炎
③ 腱板損傷
などがあります。
①上腕二頭筋長頭炎
主に力こぶを作る時に大きく膨らむ筋肉。
腕を回したり挙げたりすると痛む。夜間痛あり。
無理に使い続けると断裂してしまう事もある。
②石灰沈着による腱板炎
肩関節の一番深い所にあり腱が集まっている所。
肩関節を程よく固定し、安定させている。
石灰(リン酸カルシウム結晶)が付着して炎症が
起きる。
強い痛みがあり、動かす事が出来なくなる事も。
夜間痛がひどい方も居られます。
③腱板損傷
肩関節の一番深い所にあり腱が集まっている所。
肩関節を程よく固定し、安定させている。
日常生活や運動中の怪我、加齢によって炎症が
起きる。
挙げる角度によって痛みが強まり力が入らない。
変な音が聞こえる事もある。
場合によっては、断裂している事もある。
四十肩・五十肩の治療をしても改善がない場合、
以上の疾患にも十分に気を付けて下さい。
症状は1年から1年半ほど続きますが、
痛みは自然に軽くなっていくと言われています。
(個人によって治まるまでの期間は異なります)
しかし、
そのまま放置すると日常生活の不自由が続き、
運動障害が残る可能性もあります。
四十肩・五十肩の症状を自覚したら、早めに
医療機関を受診しましょう。
【治療のタイミング】
四十肩・五十肩には大きく2つの期間に分けて
治療に入る必要があります。
①急性期
肩の痛みが徐々に広がっていく時期です。
無理に肩を動かしたり、運動を続けてしまうと、
症状が悪化してしまう可能性があります。
また、この時期は肩を冷やしてしまうと痛みが
強くなるので、温めて安静に過ごしましょう。
重い物を持つ事も極力避けてください。
②慢性期
痛みは徐々に治まってくる時期ですが、同時に
肩関節の動く範囲が狭くなり日常生活の動作に
支障をきたす事があります。
引き続き肩を温めながら、肩関節の動く範囲を
広げるために体操やストレッチなどを始めます。
【医療機関での治療】
①薬物療法
多くは非ステロイド性消炎鎮痛薬を使用され、
一般的には錠剤で処方されます。
最近ではシップやテープなどの外用貼付剤の
使用も増えていますが、かぶれに要注意です。
あまりに痛みがひどい場合、ステロイド剤や
局所麻酔を混ぜ合わせたものが使用されます。
②運動療法
肩の痛みが引いてきたら、少しずつ温めながら、
肩関節を動かします。
徐々に動きが良くなれば、積極的に動かします。
基本は自宅で行えるコッドマン体操を行います。
改善されない場合は医療機関に通院しリハビリを
開始します。
当院では運動療法に合わせて温熱療法や
超音波療法などを行います。
※コッドマン体操(振り子体操・アイロン体操)
腕やアイロン位のおもりを使って、肩関節周辺の
筋肉を伸縮させます。
①痛くない方の手を机に置き身体を支えます。
↓
②痛む方の腕を下に垂らします。
↓
③膝を軽く曲げ腰から上の上半身を揺らします。
↓
④揺らす反動を利用して腕を前後に振ります。
↓
⑤同じリズムで腕を左右に振ります。
↓
⑥同じリズムで腕を時計回りや反時計周りに円を
描くように大きく振ります。
コツは、腕の力で振るのではなく、上半身を
揺らした反動を利用して行うことです。
途中で痛みが出る場合、一旦中止してください。
【日常生活での注意点と対応策】
①眠っているとき
夜、就寝中に痛めている方の肩が身体の下敷きに
なったり、肩が布団から出て冷えてしまう事で
痛みの原因になります。
寝返りで腕が動かないようにする応急処置として
三角巾で腕を吊ったり、胸部帯で固定をしたまま
眠るようにします。
②朝、目覚めたとき
就寝中に身体が固定されていると筋肉が硬くなり
血液の循環が悪くなります。
朝起きたら、マッサージやストレッチなどで
血液の循環を促しましょう。
ただし、痛みのある部分を直接マッサージすると
悪化して炎症を引き起こす事があるので、
指先など離れた部分から行いましょう。
<指先の運動>
①グーを作り思いっきり、グーッと力を入れる。
↓
②指先を意識して、パッと素早く手を広げる。
↓
③この動作を10回ほど繰り返す。
<腕の運動>
①仰向けに寝て、肘を曲げられる所まで曲げる。
↓
②ゆっくり伸ばす。
↓
③この動作を10回ほど繰り返す。
↓
④手のひらを上に向けたり、下に向けたりする。
↓
⑤この動作も10回ほど繰り返す。
<腕のマッサージ>
①痛くない方の手で痛い方の手首をつかむ。
↓
②そのまま、ギューッと力を入れたり、パッと
抜いたりを5回ほど繰り返す。
↓
③肩に向かって少しずつ移動しながら行う。
この他にも、
蒸しタオルや交代浴などで血流を改善する方法も
ありますが、今回は割愛させて頂きます。
【まとめ】
四十肩・五十肩の治療は、痛みの強い急性期と
痛みが和らぎ関節の動きが狭くなる慢性期に分け
行うことが大切です。
急性期は肩関節を温めながら安静に過ごし、
慢性期は痛みをコントロールしながら運動療法を
行います。
慢性期に入り治療を続けても変化がない場合は、
他の鑑別疾患を疑い、医療機関を再受診します。
肩の痛みでご不明な点は欅(けやき)整骨院まで。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
今後、取り上げて欲しいキーワードやご質問など
ありましたら、当院までお電話やメッセージを
頂けましたら嬉しいです。
こちらの お問い合わせ までどうぞ。
恐竜の郷 御船町の欅(けやき)整骨院です。
ぎっくり腰
【ぎっくり腰】
皆さまにとっても、身近な怪我だと思います。
ぎっくり腰は一般的な名称です。
医学用語では『急性腰痛』『椎間捻挫』
などと呼ばれ、ヨーロッパ・ドイツでは
あまりの痛みから 『魔女の一撃』
とも呼ばれているほどです。
ざっくりと言ってしまえば、
『腰の筋肉が必要以上に伸ばされ
痛めてしまう現象』
です。
きっかけも、重い物を持った時、
くしゃみをした時など、個人差があります。
原因も同じ様に様々な事が考えられます。
大きく挙げると以下の通りです。
① 筋肉の弱体化、硬結化
② 背骨・骨盤の歪み
③ 体重の増減、筋肉のアンバランス
では順番に解説にして行きます。
【① 筋肉の弱体化・硬結化】
普段から私達は腰に限らずですが、
身体へ負担を掛けています。
その負担が徐々に蓄積し、限界に達すると
ぎっくり腰が起こります。
運動不足による筋力低下や偏食や睡眠不足など
不規則な生活習慣も原因です。
【② 背骨・骨盤の歪み】
人の背骨は正面や後ろから見れば真っ直ぐです。
横から見た時はS字状の形になっています。
この形によって私達は二足歩行で生活できます。
しかし、この形であるがゆえ腰痛を起こします。
決して<重い物をもったから>だけではなく、
脚を組んだり、横座りの姿勢になったり、
中腰姿勢になったりと長く同じ姿勢で過ごす事で
筋肉は硬くなり血行不良を起こします。
また、筋力が低下する事もあり注意が必要です。
【③ 体重の増減、筋肉のアンバランス】
体重の増減で一喜一憂する事も多いと思います。
ですが、くれぐれも、、、
『体重が増えた → 悪い事』
『体重が減った → 良い事』
とは、結び付けないでください。
筋肉は脂肪より比重が重いので、筋肉が付けば
体重は増えますし、その反対に筋肉が落ちれば
体重が減る場合もあります。
是非、体脂肪も合わせてチェックして下さい。
一方で、、、
『私は運動やトレーニングしているから大丈夫』
と安心している方は居ませんか?
実は、意外と落とし穴が多いのです。
一番の理由は、『慣れ』です。
始めは皆さま初心者なのでトレーナーに訊ねたり
無理をなさらずにトレーニングに入られます。
しかし、年数・経験値が増えてくるとどうしても
『我流』になって来る事が予想されます。
決して<無理をするから>だけではありません。
時間の都合で柔軟体操やストレッチを省いたり、
得意なトレーニングの回数や日数を増やしたり、
次第に偏ったメニュー内容になってしまいます。
その結果、柔軟性がなくなり、上半身と下半身、
又は、左右でバランスが悪くなってしまいます。
そのまま続けると硬くてイビツな筋肉の付き方に
なり、腰痛をはじめ怪我の原因にもなります。
もしも、思い当たる方が居られましたら、一度
ご自身のメニュー内容を見直してみてください。
では、ぎっくり腰に実際になってしまったら?
何をすれば良いの?
どこへ行けば良いの?
どうやったら楽になるの?
どのくらいで痛みは良くなるの?
考えただけでも、不安になりますよね。
【自分で出来るセルフケア ①】
『ぎっくり腰=横になって安静』は昔の話です。
ですが、直ぐに動ける人ばかりではありません。
ぎっくり腰を起こした直後の急性期では、
激痛のために動く事も出来ない状況になっている
場合もあります。
その場合、ベッドで安静にするしかありません。
痛みの少ない姿勢を見つけ、まず安静にします。
ただし、ここで注意しておく事があります。
それは『ベッドで安静にする期間』です。
少しでも動ける様になったら、痛みの様子を見て
日常生活動作を続ける事です。
近年ではそうする事で後々の改善に繋がるという
報告もされているそうです。
欧米ではベッドでの安静が逆に症状を悪化させる
との報告もあるそうです。
以上のことから、
数時間~半日間はベッドで様子を見てみましょう。
少しでも痛みが落ち着けば動ける範囲で良いので、
日常生活動作を始めてみましょう。
ぎっくり腰をした患者さんが辛い事の一つに、
咳やくしゃみ等急な動作による痛みがあります。
この痛みを防ぐには、咳やくしゃみをしそうに
なった時は近くにある机や壁に手をつき上半身を
安定させましょう。
もしなかった時は両膝に手を置いてみましょう。
痛みがひびき難くなるはずです。
【自分で出来るセルフケア ②】
『痛み止めの薬』
近年の鎮痛効果はめまぐるしく発展しています。
しかし、湿布など他の薬品との組み合わせでは
身体に影響を及ぼしてしまうケースもあります。
しっかり担当医と相談して、用法・用量を守り、
正しく使いましょう。
【自分で出来るセルフケア ③】
『温めるの?・冷やすの?』
私にとって、ずっと解決されていない課題です。
足首の捻挫同様に腫れて炎症があると考えれば、
冷やす事は当然効果があるはずです。
しかし、ぎっくり腰をした患者さまの中には、
「お風呂に入った事で楽になった」
とお話くださった方も少なくありません。
血行不良が原因の方にとっては温める事の
メリットの方が大きい様に考えられます。
当たり前の事ですが、当院ではその都度、
患者さまお一人おひとりの状態を把握した上で
お伝えしています。
もし迷われた時は当院までお電話ください。
【セルフケアの効果がない時は?】
上記3つは急性腰痛での対処方法です。
通常でしたら、1~2週間ほどで症状が軽減や
改善されてきます。
しかし全く症状の軽減・改善が見られない場合、
腰椎捻挫や筋肉の微細な損傷ではない重篤な
原因も考えられるので注意が必要です。
すぐ掛かりつけ担当医と連絡を取りましょう。
【 まとめ 】
①動けるようになるまで少し安静にします。
その後、医療機関を受診しましょう。
②処方された薬は用法・用量を守りましょう。
③1~2週間経っても改善されない時は
改めて医療機関を受診しましょう。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
以上が、ぎっくり腰に関する解説です。
当院では急性期からでも施術しておりますが、
再発予防のためのプログラムも用意しています。
何度も繰り返し痛めてしまう方、以前と比べて
治りが遅くなったと感じる方は是非、当院の
再発予防プログラムを受けてみてください。
あなたからのご連絡お待ちしております。
096-282-3336
今後取り上げて欲しいキーワードや質問などが
ありましたら、当院までメッセージ頂けましたら
嬉しいです。
こちらのお問い合わせまでどうぞ。
恐竜の郷、御船町の 欅(けやき) 整骨院です。
皆さまにとっても、身近な怪我だと思います。
ぎっくり腰は一般的な名称です。
医学用語では『急性腰痛』『椎間捻挫』
などと呼ばれ、ヨーロッパ・ドイツでは
あまりの痛みから 『魔女の一撃』
とも呼ばれているほどです。
ざっくりと言ってしまえば、
『腰の筋肉が必要以上に伸ばされ
痛めてしまう現象』
です。
きっかけも、重い物を持った時、
くしゃみをした時など、個人差があります。
原因も同じ様に様々な事が考えられます。
大きく挙げると以下の通りです。
① 筋肉の弱体化、硬結化
② 背骨・骨盤の歪み
③ 体重の増減、筋肉のアンバランス
では順番に解説にして行きます。
【① 筋肉の弱体化・硬結化】
普段から私達は腰に限らずですが、
身体へ負担を掛けています。
その負担が徐々に蓄積し、限界に達すると
ぎっくり腰が起こります。
運動不足による筋力低下や偏食や睡眠不足など
不規則な生活習慣も原因です。
【② 背骨・骨盤の歪み】
人の背骨は正面や後ろから見れば真っ直ぐです。
横から見た時はS字状の形になっています。
この形によって私達は二足歩行で生活できます。
しかし、この形であるがゆえ腰痛を起こします。
決して<重い物をもったから>だけではなく、
脚を組んだり、横座りの姿勢になったり、
中腰姿勢になったりと長く同じ姿勢で過ごす事で
筋肉は硬くなり血行不良を起こします。
また、筋力が低下する事もあり注意が必要です。
【③ 体重の増減、筋肉のアンバランス】
体重の増減で一喜一憂する事も多いと思います。
ですが、くれぐれも、、、
『体重が増えた → 悪い事』
『体重が減った → 良い事』
とは、結び付けないでください。
筋肉は脂肪より比重が重いので、筋肉が付けば
体重は増えますし、その反対に筋肉が落ちれば
体重が減る場合もあります。
是非、体脂肪も合わせてチェックして下さい。
一方で、、、
『私は運動やトレーニングしているから大丈夫』
と安心している方は居ませんか?
実は、意外と落とし穴が多いのです。
一番の理由は、『慣れ』です。
始めは皆さま初心者なのでトレーナーに訊ねたり
無理をなさらずにトレーニングに入られます。
しかし、年数・経験値が増えてくるとどうしても
『我流』になって来る事が予想されます。
決して<無理をするから>だけではありません。
時間の都合で柔軟体操やストレッチを省いたり、
得意なトレーニングの回数や日数を増やしたり、
次第に偏ったメニュー内容になってしまいます。
その結果、柔軟性がなくなり、上半身と下半身、
又は、左右でバランスが悪くなってしまいます。
そのまま続けると硬くてイビツな筋肉の付き方に
なり、腰痛をはじめ怪我の原因にもなります。
もしも、思い当たる方が居られましたら、一度
ご自身のメニュー内容を見直してみてください。
では、ぎっくり腰に実際になってしまったら?
何をすれば良いの?
どこへ行けば良いの?
どうやったら楽になるの?
どのくらいで痛みは良くなるの?
考えただけでも、不安になりますよね。
【自分で出来るセルフケア ①】
『ぎっくり腰=横になって安静』は昔の話です。
ですが、直ぐに動ける人ばかりではありません。
ぎっくり腰を起こした直後の急性期では、
激痛のために動く事も出来ない状況になっている
場合もあります。
その場合、ベッドで安静にするしかありません。
痛みの少ない姿勢を見つけ、まず安静にします。
ただし、ここで注意しておく事があります。
それは『ベッドで安静にする期間』です。
少しでも動ける様になったら、痛みの様子を見て
日常生活動作を続ける事です。
近年ではそうする事で後々の改善に繋がるという
報告もされているそうです。
欧米ではベッドでの安静が逆に症状を悪化させる
との報告もあるそうです。
以上のことから、
数時間~半日間はベッドで様子を見てみましょう。
少しでも痛みが落ち着けば動ける範囲で良いので、
日常生活動作を始めてみましょう。
ぎっくり腰をした患者さんが辛い事の一つに、
咳やくしゃみ等急な動作による痛みがあります。
この痛みを防ぐには、咳やくしゃみをしそうに
なった時は近くにある机や壁に手をつき上半身を
安定させましょう。
もしなかった時は両膝に手を置いてみましょう。
痛みがひびき難くなるはずです。
【自分で出来るセルフケア ②】
『痛み止めの薬』
近年の鎮痛効果はめまぐるしく発展しています。
しかし、湿布など他の薬品との組み合わせでは
身体に影響を及ぼしてしまうケースもあります。
しっかり担当医と相談して、用法・用量を守り、
正しく使いましょう。
【自分で出来るセルフケア ③】
『温めるの?・冷やすの?』
私にとって、ずっと解決されていない課題です。
足首の捻挫同様に腫れて炎症があると考えれば、
冷やす事は当然効果があるはずです。
しかし、ぎっくり腰をした患者さまの中には、
「お風呂に入った事で楽になった」
とお話くださった方も少なくありません。
血行不良が原因の方にとっては温める事の
メリットの方が大きい様に考えられます。
当たり前の事ですが、当院ではその都度、
患者さまお一人おひとりの状態を把握した上で
お伝えしています。
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【セルフケアの効果がない時は?】
上記3つは急性腰痛での対処方法です。
通常でしたら、1~2週間ほどで症状が軽減や
改善されてきます。
しかし全く症状の軽減・改善が見られない場合、
腰椎捻挫や筋肉の微細な損傷ではない重篤な
原因も考えられるので注意が必要です。
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【 まとめ 】
①動けるようになるまで少し安静にします。
その後、医療機関を受診しましょう。
②処方された薬は用法・用量を守りましょう。
③1~2週間経っても改善されない時は
改めて医療機関を受診しましょう。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
以上が、ぎっくり腰に関する解説です。
当院では急性期からでも施術しておりますが、
再発予防のためのプログラムも用意しています。
何度も繰り返し痛めてしまう方、以前と比べて
治りが遅くなったと感じる方は是非、当院の
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